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椎名市長のビラ検証:山武市長選挙

2014年04月18日 · コメント(0) · 地域情報, 山武市, 当社のお仕事, 成東

昨日の新聞折込に選挙公報と一緒に市長候補の小川一馬氏と椎名千収氏の選挙運動用ビラが入っていました。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、小川一馬氏の選挙運動用ビラは当社で製作させていただきました。

小川一馬氏のビラの内容については、当社にとってはクライアント様でもありますので論評はいたしません。上記リンクからPDFファイルをダウンロードして頂き、市民の皆さんそれぞれのご判断にお任せいたします。

 

さて、当社の仕事の話はここまでといたしまして、この先は一山武市民として椎名市長のビラの内容を検証していきたいと思います。

椎名千収選挙運動用ビラ_ページ_1

椎名千収選挙運動用ビラ_ページ_2

 

このビラの内容について検証するためには、4月9日に折り込まれた椎名市長後援会のビラとの比較が最も分かりやすいと思います。

椎名千収後援会チラシ20140409_ページ_1

椎名千収後援会チラシ20140409_ページ_2

 

これらを比べると、僅か1週間の間に大きな変化があります。

 

まず一つは、4月9日のチラシには「亀田病院から内科医の支援を受ける準備をしています。」と、さんむ医療センターの医師不足の問題は鴨川の亀田総合病院との連携でクリアする様な書き方をしていますが、4月16日のビラには亀田病院の話がどこにもありません。

これについては、椎名市長の4月9日のビラに先立ち、小川一馬候補が発表した「公開質問状」の中の質問の一つ、

「(亀田総合病院から)いつまでに何人の医師が派遣されるのか、具体的にお示しください。」

に対して明確な回答を持ち合わせていないからではないでしょうか。

 

次に、4月9日のビラには「自民党・公明党・連合から推薦」とあるのに、4月16日のビラにはどこからの推薦という事が一切書かれていません。

そもそも、連合(労働組合)は民主党や社民党の強力な支持母体であって、その連合と自民・公明が相乗りで推薦などということは、政治的信条の整合性から言えば通常考えられません。

自民・公明側か、連合側か、あるいはその両方が不快感を示した可能性が高いのではないかと思います。

 

この2点で、椎名市長が「さんむ医療センターを守る」というのが口先だけだということ、政治的には何のポリシーもないのがよく分かります。

 

そもそも、椎名市長の言葉を借りれば「何の問題もなく黒字経営」の病院であれば誰かに守ってもらう必要はないはずなのに、どうして椎名市長は二言目には「さんむ医療センターを守る」なのでしょうか?

4月16日のビラには幾つか公約っぽいことが書いてありますが、避難タワーや避難道路の話は国や千葉県の施策であって山武市の施策ではないし、松尾のにぎわい云々は何故かダンススタジオを作るというわけの分からないハコモノの話だし、成東駅前の再開発の話に至っては自宅の脇の道路を広げる話で、良くこうも都合よく書けたものだとある意味感心してしまいます。

この投稿の最後に、椎名市長の言葉を借りて山武市の皆さんにメッセージです。

「正しい情報で正しい選択を」

椎名千収後援会チラシ20140409_ページ_1 のコピー

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