ワイルドアスタートレーディング社長ブログ

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野良猫と餌やりオバサン

2012年07月10日 · コメント(0) · ブログ, 地域情報, 山武市, 成東

今回のエントリーは多分結論が出ないと思っているのですが、少しでも自分の頭の中がまとまればと思って書きます。

 

当社の周りに沢山の野良猫がいることは以前からご紹介していますが、この度確認しただけで少なくとも2匹の猫が計9匹の子供を産んだので、恐らく30匹に近い数になっています。

すでに地域に住みつく野良猫の数としては完全に飽和状態です。

近隣のお宅の庭は猫の糞尿で常に荒らされます。

庭に野菜などを植えても、運が悪いと猫のトイレにされてしまいます。

車のボンネットや屋根に登るので、車が傷つけられます。

当社もつい最近玄関マットにおしっこをされたようで、臭いです。

私は過度の動物好きなので、事務所の前に停めてあるバイクのステップにおしっこをされたりしても相手が動物なら怒る気にならないのですが、この許容範囲は私の方がむしろ異常だと思うので、ご近所の皆さんのお気持ちは察してあまりあります。

 

これだけ猫が増えてしまった原因は、たった一人の餌やりオバサンの存在です。

オバサンは毎日自分の家の敷地と、何故か敷地を乗り越えて当社がお借りしているビルの駐車場に餌を置きます。

猫たちは餌に困る事はなく、お腹がいっぱいになるとその辺に寝転んで昼寝します。

私は最近では1日のうち14〜5時間事務所にいるのですが、気分転換に外に出れば必ず猫がいて、ちょっかいを出してはリフレッシュさせてもらっています。

 

でも、この猫たちが同時にご近所の皆さんの平穏な生活を脅かす存在になっているのも事実です。

 

実は、最近この猫やりオバサン包囲網がジワジワと進行中なのです。

先日、私服の警察の方が苦情を元にオバサンの所に来ました。

オバサンはキレて泣き真似とかしていました。

警察の方は周囲の状況を写真に撮ったりした上で、オバサンに注意して帰って行きました。

 

他にもいくつか話はあるのですが割愛させていただきます。

結論としては、最終的に猫は捕獲して処分ということになる可能性が高いのではないかと思っています。

 

悪いのは猫でしょうか?

私は避妊・去勢などの必要な措置をしないクセに、可愛いから、可哀そうだからという理由で毎日過剰な餌を与え続けている餌やりオバサンが、限りなく100%悪いと思います。

なぜ限りなくと書いたかというと、動物が好きで猫が好きだから、あるいはご近所と揉め事になると良くないからと言って、野良猫の正常な繁殖のバランスを崩すような餌やりを毎日目の前で行っているオバサンに対して、この場所に事務所を構えて2年数ヶ月の間きちんと注意しなかった私にも責任はあるのではないかと思っているからです。

 

その上で、私に何が出来るのでしょうか?

 

警察が帰ったあと、オバサンが私に

「誰が言いつけたの?」

などと言って来たので、私はそのオバサンの態度にキレてしまいました。

私:「あんた、猫飼うならちゃんと責任持ちなさいよ!!」

オバ:「あたしちゃんと責任持って毎日餌あげてるでしょ!!」

私:「責任持つって言うのはね、猫が近所で糞したらそれを全部片付けるって所までやって初めて言えるんだよ!!。あんた、責任持てないんなら今すぐ餌やるの止めなさい!!」

オバ:「餌やらなかったは生まれたばかりの猫が死んじゃうじゃない!!」

私:「あんたが餌やるからこんなに増えちゃうんだよ。こんなに増えて皆んなに嫌われて、猫が一番可哀想なのがわかんなの?」

すると、いつもはキレて怒鳴るオバサンがダンマリになりました。

私もそこそこキレていたので、さらに挑発しました。

私:「何? 都合悪いと黙っちゃうの? 何か言いなよ!!」

オバ:「もう話すことない!!」

そうしてオバサンは憮然とした態度で洗濯物を取り込んで家に入ってしまいました。

 

その後私は、この猫問題を解決するのにどんな方法があるかをもう一度考えてみました。

 

1.全ての猫に去勢・避妊手術を施す。

繁殖能力がなければ時間はかかりますが猫は寿命や病気や事故などで自然に減ってゆきます。

ただこの場合の問題点はとして費用をどうするのかと言う事と、オバサンが首輪をして飼っている猫が子供を産めばそれが野良猫デビューして、やはり餌が潤沢に供給される環境で増え続けるという事が考えられます。

オバサンは猫に手術を施す気はありません。

2年前に私のところに

「子猫が生まれたけど、主人からこれ以上猫を飼うなと言われているので貰ってくれ。」

と来ました。

一人暮らしの私は責任を持って動物を飼うことが出来ないので断ったのですが、結局その後もオバサンは無秩序に猫を増やし続けています。

いくら今いる猫たちを捕まえて、仮に費用をどうにかして手術をしたとしても、その後オバサンが増やして野に放った猫もまた捕まえて誰かが費用を出して手術をしないといけないのかという問題もあります。

 

2.猫を片っぱしから捕まえて保護センター送りにする。

この方法をとれば恐らく目先の糞尿害問題は解決するでしょうが、流石にオバサンが首輪をしている猫までそうは出来ないでしょうから、遅かれ早かれまた増えるので、数年おきに同じことを繰り返さないといけません。

加えて個人的な思いとして、責任のない猫が殺されてしまうのはとてもとても忍びないです。

 

ただ結局、残念ながら現実的な解決方法は2ということになるのでしょう。

もし、そういう事になるのは嫌だと私が思ったとしても、私は猫たちを全て引きとって手術を受けさせ、天寿を全うするまで責任をもって飼い続けることは不可能です。

仮に、自分が何とか1匹でも引きとって、その他の猫については出来る限り里親を探したりしたとしても、オバサンがいる限り数年後にはきっとまた同じことが繰り返されるでしょう。

 

なので、本当に根本的な解決策としては、

 

3.オバサンを地域から排除する。

 

4.オバサンに意識改革を促し、飼猫全てに手術を受けさせ、外での餌やりを止めさせる。

 

ということになると思います。

どちらがより容易に達成できるかといえば、残念ながら3でしょう。

ただ、そうなったとしても、間違いなく引越し先で同じ事が繰り返されるでしょう。

 

結局、どうなったとしても一番不幸なのは猫ということになってしまいます。

人間の社会で暮らしていくには、人間社会のルールを守らなければならないですが、猫にその事は理解できません。

野良猫が人間の社会で暮らしていくには、人間のルールの範疇の外にある野良猫の行動が、社会の許容範囲である事が条件になります。

 

過剰な餌の供給のない環境での野良猫は、たとえ繁殖したとしても生まれた子どもが全部大人になれるということはなく、行動範囲で確保できる餌の量に応じた数に落ち着きます。

飼い猫は外に出さず、繁殖させてくなければきちんと手術するのは飼い主の責任です。

このことを理解していれば、きっと地域に過剰に野良猫が増えることはないでしょう。

 

最も困難と思われる4ですが、オバサンがこの事を理解して責任を持って猫と接することが出来るようになれば、今いる猫たちに対して例えば私が出来るだけでもお金を出して手術を受けさせたり、例え1匹でも引き取れる猫は引き取り、一生懸命里親探しをすることも無駄にならないでしょう。

また、オバサンの意識さえ変われば、積極的に猫のために協力してくれる方も出てくるかも知れませんし、私としても一人でも多くの方に何らかの協力を呼びかける努力も出来ます。

 

ブログを書きながら何となく自分のやるべき事が見えてきた気がします。

たとえ最後にどんな結末が来るとしても、現状私が猫達のために出来ることは「4」を目指してオバサンを説得することだけです。

これまでの経緯からとてもとても難しいとは思いますが、ただ傍観していては猫が不幸になるだけです。

オバサンは私が話しかけても、もう耳をかさないかも知れません。

キレて怒鳴るかも知れません。

私もキレて喧嘩になるかも知れません。

それでも、私は明日オバサンに話しかけようと思います。

オバサンも猫が好きなら猫の不幸は望まないに違いない。

今はそう信じてみようと思います。

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