近頃放射線関係のニュースでは、局地的に放射線量の高い「ホットスポット」の話題が多くなっています。
どんな場所がホットスポットになるのか? という事も色々と言われていますが、事務所の周りにホットスポットなる場所があるのかどうか調べてみました。
計測結果
場所 | 放射線量(μシーベルト/時) | 年間換算(mシーベルト/年) |
事務所内 | 0.100 | 0.876 |
駐車場表面1 (アスファルト) | 0.174 | 1.52 |
駐車場表面2 (アスファルト) | 0.193 | 1.69 |
駐車場表面3 (アスファルト) | 0.211 | 1.85 |
駐車場表面4 (土) | 0.137 | 1.20 |
駐車場空間1.5m | 0.105 | 0.920 |
*数値は何れも有効桁数3桁で表記
当社は伊藤左千夫記念公園の裏手にある鉄筋2階建てのビルの1階をお借りしているのですが、建物の周りはアスファルトで舗装された駐車場になっていて、一部舗装されていない部分があります。
結果としては土の表面よりアスファルト表面の数値の方が高い傾向を示しました。
これはニュースなどで言われているのと逆の結果です。
同じアスファルトでも常に車が通行している路上と、限られた車両しか出入りしない駐車場では違うのかもしれませんが、地表面の放射線量が多いことは間違いなさそうです。
以前にこのブログで「空間と地表面の数値はそれほど変わらなかった。」という事を書きましたが、2ヶ月前と比べて今のほうがより精度の高い計測方法を採用しているためか、傾向として確認できる結果が出たのではないかと思います。
アスファルトの表面が1.5mの空間と比べて2倍程度の数値だとしても、それは地面に頬ずりする位の位置での話なので余り神経質になる必要はないと思います。
この結果からの結論として、当社の周りには極端に放射線量の高いホットスポットと言えるような場所はなさそうです。
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